TCFD は、「気候変動関連財務情報開示タスクフォース(The FSB Task Force on Climate-related Financial Disclosures)」のこと
気候変動関連財務情報開示タスクフォース:The FSB Task Force on Climate-related Financial Disclosures)」
2016年に金融システムの安定化を図る国際的組織、金融安定理事会(FSB)によって設立された「気候変動関連財務情報開示タスクフォース(The FSB Task Force on Climate-related Financial Disclosures)」が、2017年6月に以下を目的とした最終提言を公開した。
- 気候関連のリスクと機会について情報開示を行う企業を支援すること
- 低炭素社会へのスムーズな移行によって金融市場の安定化を図ること
- ガバナンス(Governance):どのような体制で検討し、それを企業経営に反映しているか。
- 戦略(Strategy):短期・中期・長期にわたり、企業経営にどのように影響を与えるか。またそれについてどう考えたか。
- リスク管理(Risk Management):気候変動のリスクについて、どのように特定、評価し、またそれを低減しようとしているか。
- 指標と目標(Metrics and Targets):リスクと機会の評価について、どのような指標を用いて判断し、目標への進捗度を評価しているか。